今日、明日と続いていく毎日。
退屈だったり、疲れたり、嫌な事があったり。
かと思うと
嬉しかったり、大笑いしたり、誰かに感謝したり。
どんな暮らしをしてても、人間の感情の基本パターン って
それほど大きな違いがないんじゃないかと思う。
つらい日々なら、そのつらさの中ならではの幸せを見出して生きていくし、
穏やかな日々なら、ちょっとした刺激の小石を心の泉に投げ込みたくなる。
自然と、自然のかたちに沿って私たちは生きているのかも。
こころとからだを無意識に調律しながら。
だから
もっと素直に泣けばいいし、笑えばいいし、怒ればいい。
したい、って思ったら、したらいい。
先月、ある場所である夕景を見たときに驚いた。
天が窓を開けているような、
その圧倒的な広がり。気が遠くなるような大きさ。
永遠ってこういうことを言うんだ。
この景色を見たときの、この感情のことを。
同時に、自分の胸の奥にある閉じたままの窓を思った。
鍵を使って窓を開け、風を通すのは、誰でもない自分自身。
環境やまわりの人のせいにしちゃいけないなあと。
自分の窓を開けたら、
今は想像もできないほどの美しい景色が見えるのかも、って。